悪いところ(自己紹介)
ADHDと直感
私の悪いところ…というか、あまりその、公には出来ないというか、したくはないなぁっていうのは、何らかの事柄について「直感」としてひとつの答えのようなものがわかってしまうことだ。それは必ずしも答えじゃない。ただ間違ってはいない。これは「直感」以外に適切な言葉はない。予知能力でもなんでもないからだ。
何を書いているか、わかっていただけるだろうか。ちょっとこれはどうしても説明が難解なんだ。
例えば、誰かと何かを話している途中で次に話す事がわかってしまうこともよくある。けれどもいつからか次に話す事がわかってしまっても、絶対に話しを遮らないよう心がけるようになった。10歳前後のときからだと思う。相手が話終えるまで待つようにする。
さもないと、話を遮ることになってしまうし、相手は驚いてしまったり、嫌な気持ちになるということを自覚していた。
そして「直感」に関しては、通話では起こり得ない。もちろんテキストでのやり取り上でも起こらない。その時の雰囲気だとか、相手の話すときの動作、その他たぶん細かいことについて、五感でもって感じた印象でそういったことが起こる。あるいは、第六感……ADHDの特徴としてそういったものがあるのかもしれない。
そして、何故だろうと考えてしまう。悪いところだと思うのはその点だ。そのことについて何も考えなけりゃ良いじゃんかって思う。それはどうしてかというと、私だけ気付いていたことってのが何度もあって、結果として……それはなんだか悲しくなるからだ。
「事実・現象」
その……つまり、私だけが知っている「事実・現象」と他の皆が知らない「事実・現象」と云うのはイコールなんだよ。
もしも私がそれを知らない「事実・現象」としたら、誰も知らないままの事実として記憶に残される。でもそれはどうしても消せないもので、悲しい「事実・現象」だとしたら当然、悲しい気持ちが残る。
それが例えば何らかの事件の真相についてだったりしたら、それは大手柄だろうね。でも残念ながら、私は刑事になろうと思ったことはないし、探偵になろう…とは思ったことはあるけれども、尾行は絶対に向いていない。殴られたら殴り返してしまうから、絶対に向いていない。
だから私はいつも何も考えちゃいけない。そのほうが良い。でないと底無しの沼にハマって堕ち続けることになる。
普通に、健やかに生きていくために、何も考えちゃいけない。
そういった癖がついてしまったのは、長い間携わってきた仕事でもって身についているのかな、とは漠然と思ってはいたのだけれども、そうではない。
昔からそうだった。
推敲・校正
何度も私の特徴について書いた。非常に分かりづらい人間だと思う。一体何を書いているのだろうと思われるかもしれない。
要は、これは自己紹介なんだ。